2025/07/13 07:35 |
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2010/04/02 11:42 |
カタカタ… |
午前2時。
家族が寝静まった部屋で一人、Sはパソコンとひたすら向き合っていた。
【キツいなぁ…これ間に合いそうにない…】
そう一人呟きながら、ひたすらキーに指を滑らせる。
ガタガタガタッッ
【風強いなぁ…】
何故か最近は暴風が多い気がする。
この日も1日風が強く、夜には暴風警報が発令されていた。
建築からそこそこたっているSのマンションは、暴風に対し大きな音をたてる。
まるで何かに怯えるかのように…
ガタガタッッカタカタカタ…
hm---
【…隙間風か…】
hm―――
【?!?!?!】
今度ははっきり聞こえた。まるで女の人が歌うように…悲しげで…確かに聞こえたのだ。窓が激しく揺れる音と共に…
…いや、きっと疲れだろう。毎晩遅くまで起きてるから、神経が過敏になっているだけだ。それより課題を…
そうSは自分に言い聞かせ、パソコンにもう一度集中した。
午前3時
眠い目をこすりながら、Sはひたすらパソコンに向かっていた。
【やっぱもっと早くやっとけば…そういえば今日おじいちゃんこないな…】
Sは母方の祖父母と同居している。
この時間まで起きていると、心配して祖父が様子を見に来てくれるのだ。
ガタガタガタ…
相変わらず風は強くうなっている。
さっきの女の人の声は、やはり勘違いだったのだろうか…
コンコンッ、ガチャ。
祖父か?そうおもったSの視線の先にたっていたものは…
【?!?!?!!お相撲さん?!】
原因不明の恐怖にSは声を出せず、その場でイスから落ちてしまう。
力士は無表情で近づき、Sの両脇をがっちりと押さえる。
【はなして、たすけて!!!!】
恐怖で声が出ない。ひたすらもがくが、小さなSの体は力士に敵うはずがない。
そしてそのままたかく持ち上げられ、天井が目の前に迫って…!!!!!
「ギャフー!!!!」
自分の変な雄叫びでSは目覚めてしまった。
そうなのだ、睡魔に勝てずにその場でゴロンしてしまい、いつの間にやらへんな夢を見ていたのだ。
それと窓は立て付けが悪いだけで、そのせいで隙間風が二重奏みたくなって歌声に聞こえたっつうおきまり(?)な感じのパターンで。
まぁとにかくこわかったんだよぅ!!!!
だっておじいちゃんじゃなくて突然お相撲さんにたかいたかいだよ?!バビッちまうぜ!!!!笑
と言う夢を見てしまい結局課題は終わらず…これでいいのかSよ、いや木曜の女さとよ!!!!!
なんとなぁーくホラー風にしたくって、こんなふうに書いてみました。
駄文にお付き合いいただき、誠に有り難うございます。
では皆さんはいい夢をね!!!!ってまだ昼じゃねーかよー!!!!!!
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夢か
2010年04月05日月
おもしろいね
いいと思います
!
2010年04月09日金
ところで、レポート終わったのかい(笑)
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